ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

〜飛来編〜第一章−あとがき−


 なかなか空飛ばないのでイライラしてきた。って、自分で書いててイライラしてどうすんの。まあ、次回は訓練飛行と初戦闘なのでたっぷり飛びます。

 今回の内容について。
 やっぱり、テープ起こしになってるなぁ。なるべく人物たちの心情を書くようにしてるんだけど。ミサキはほとんど流されるままだ。まあ話の流れ上、仕方が無いのだが。今後どんどんアツくなってゆく予定。
 ゼクセルの内面も書きたいが、難しい。選民思想はナチ映画でも見て参考にする予定。
 ノイパスクの市街の描写はこれ以上は無理だろうというくらいゲーム画面から情報を取り出したと自負している。が、想像力が追いついておらず、情報からもっと踏み込んだ描写はお寒い限り。サムイ、サムイヨ・・・。

 注1)ナデス島の地理。:西の3つの岩山、北の湖、東の森、全て名称不明である。が、住民の憩いの場となっている事は想像に難くない。ゲーム中では全く触れられていないが、市街から離れた湖はデートスポットなのではないだろうか?
 なお、湖を水源とする小川の端は島の縁であり、真下の海に注いでいる。湖に絶えず水が供給されていなければ流れとして成り立たないと思われる。水源はどこか?森の保水作用と、岩山の山体からの伏流水ではないだろうか?

 注2)ソニー少尉。:ミサキのフルネームが不明なので、ノイパスクでのミサキの名前をミサキ・ソニーにしてみました。『ソニー少尉』というのはベル戦の開発当初の主人公の仮名です。(ちょっと遊びすぎでしょうか?)

 注3)ベルデセルバ。:ラテン系言語(イタリア語やスペイン・ポルトガル語)で、「緑の森」という意味らしい。(森というより林(WOODS)に近いニュアンスらしいが。)確かにベルデセルバ星には全域に広大な森林が広がっている。
 参考
 ・VERDE:ベルデ①(ただしゲームの正式名ではVELLDE)
 ・SELVA:セルバ①
 ちなみにイタリアサッカーのチーム、ヴェルディは単に「緑」という意味。イタリアでは伝統的に「緑」というチーム名をサッカーチームにつけているようだ。

 なお、セルビアの語源は「serb(セルブ人)の地」という意味らしい。selbの意味は不明。それくらい古い名前らしい。

 注4)飛行船。:英語でAIRSHIP。では、飛空船はどう訳す?FLOATSHIPは飛空挺だ。紅の豚に出ていた水に浮く奴である。となると、FLYING SHIPか?FFシリーズではなんと言っていたのだろう?

 注5)広報部部長。:UP時には配給部としていた。
「大場或氏の小説「ベルデセルバ戦記〜飛翔編〜」では広報室室長になっている。カシザキノと連絡を取るにはその方がいいかもしれないが、ゲーム版ではミサキの船の手配をしていたところから、カフィは権限的には会社で言えば総務課長に近い役職であると思われる。(小説版ではゼクセルが前もって船と砲手を手配していた。)」
 と、考えたのだが、ゲーム中カフィを連れて病院を見舞う前に配給部に行くと配給部の軍人が「カフィ中佐、お元気そうで何よりです。」というので、以前は配給部だっただが現在は違うことが分かる。
 筆者の勉強不足で、通常の軍隊における人事・配属の決定権が誰にあるのかよく分からない。一応、各小隊・大隊の隊長(飛空船では船長)の許可が必要であるとは思われるが、戦闘部隊を持たないカフィが人員も手配していたようなので(詳しくは不明)、カフィは「広報部部長の一方で人事・総務課的仕事全般もまかされてい」ることにした。

 注5.5)「客を客とも〜」:ここだけセリフの順番が入れ替わっています。話の流れ上こうした方がいいのでは、と思ったもので。

 注6)ガムゼラ酒。:小説に登場したノイパスクのアルコール飲料。口当たりは甘いが度数はかなり強いらしい。

 注6から更に備考)
 :ゲーム中でミサキがバーテンから受け取った酒は呑んですぐきついと分かったのでガムゼラ酒とは別の種類の酒であると思われる。
 軍隊編でギダン軍がイ・デム島を占拠した際に、ギダン兵士がノイパスクの酒を発見して「薬臭い」と言いながらベロベロに酔っていたり、空賊編でアザミグにいたブアブナムに輸送船襲撃の仕事を持ちかけられた時ミサキ自身が「ノイパスクの酒は薬臭い」と言っていた。このことから、ノイパスクの酒はウォッカのようなかなり度数の高い蒸留酒であると思われる。原料は不明である。そもそもノイパスク人が何を主食にしているのかも不明であるが。

 注7)人が住める惑星ではなくなっていた。:パスク人がベルデセルバにやってきた理由である。環境悪化の理由は不明。当時のパスク人の文化・科学水準から考えると人間の活動による環境破壊ではないと思われる。もっと天文学的な変動(氷河期など)か、災害(隕石落下など)があったものと思われる。
 小説版では大資本を投下した植民プロジェクトだったとあり、母星は健在である。が、ここではゲーム版の設定に即した。

 注8)他の星に輸出。:この設定はゲームソフトの取説の0ページ目(表紙の裏)にのみ記述がある。「鉱石採掘のための植民星」、とあるのがそれだ。
 これについては小説「ベルデセルバ戦記〜飛翔編〜」でもカフィが触れており、取説には無かった「ノイパスクの科学技術が衰えた理由」、として「鉱石の値崩れ」による交流途絶が追加されている。
 ゲーム中では物知りじいさんがナデス島の成り立ちを説明する際に、「地下資源を採掘するときに、てっとりばやく反重力で土地ごと持ち上げてしまった」という説明があるだけである。

 注9)使用例。:カフィのムービーの第1カット及びその後の2カットに、窓枠のくぼみの使用例として花が植えられているのが見られる(生けてあるのか、花瓶なのか、鉢植えなのかは不明)。通常のゲーム画面では窓枠に花が置かれているところは存在しない。省略されているだけかも知れないがここでは、ノイパスク全体で存在しない、とした。

 注10)ベル戦画像について
 SCEのHPで「弊社ゲームから取りこんだゲーム画像(動画及び静止画)などに関しましては、ウェブサイトへの転載は許諾致しておりません。」、という一文を発見。しょうがないから大陸図のページを消去し、自分でタイトルロゴを作ってみた。が、情けないものしか出来ない・・・。

 ・・・しかし、僕も暇だなあ・・・。金にもならないこと、こんな細かく・・・。

風野妖一郎

(最終更新04.10.03)