ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

番外:大陸文字の研究8



 もうすこし海図室の黒板を検討してみる。


 第三話(第1巻190P)の海図室の壁にかかっている黒板の五文字は、
(??a?e)
と書かれているように見える。
 しかしは190Pの形からすると(Bu)もしくは(Bi)の連続した形にも見えなくはない。
 または190Pの形から推測すると(G)の小文字の可能性もある。を上下に圧縮した形である。英語には語末がgeとなる単語は数多くあり、gであれば英語として自然である。ただ、他の場所で書かれている字形がほぼ全て、左が斜線になっている形なのでこの解釈は少々苦しい。
 ともあれ、これらからBuyageまたはBiyageと読めるが、やはり意味が分からない。なお、「旅」はVoyageである。


 第九話(3巻の162P)のカロの町の壁の文字は、
(Hae?)もしくは(Haie?)
(?in?u)
 であり、下の行のが(g)だとするならば、?inguだが、これに相当する英単語は無い。というかそもそも手元の電子辞書で調べると「?in?u」を満たす単語はHindu(ヒンドゥー)しか無い。しかし日本語まで範囲を広げると、Ginguがあり、これは「新日本プロレスが興行する時の明治神宮球場」の意味らしい。(なぜJinguじゃないのかは知りません。新日本プロレスに訊いてください(怒)。)しかし、いくらなんでもこれは無いだろう。やはり謎のままだ。


 ところで余談だが、これまでの成果を2chの少年漫画板の海皇紀スレッドに発表(というかリンク誘導)しようかと思ったのだがちょっとためらわれる。どうやら海の一族が英語を使っていることにすら萎えている人がいるようなので、大陸語が英語と同じつづりであるなんて発表したらとてもガックリするに違いない。それはとても可哀想だ。せめて物語が完結するまでそっとしておいてあげようかと思う。
 しかし、海図室の黒板の文字など、海事に詳しい人の助言が欲しいところがいくつかあるのだが、あそこの住人の助けを借りられたらよいなと思っていたので少々残念ではある。


 続く・・・