ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

番外:大陸文字の研究7



ここで、今まで読めなかった文字をもう一回検討し直してみる。


第三話(第1巻190P)の海図室の壁にかかっている黒板の上部の黒板の名前らしき五文字は、
(??a?e)
と書かれている。(T)の小文字、もしくは省略形の可能性が高い。(Y)の小文字ではないだろか?(既にがYの小文字として有力候補に上がっているが、ひとまずそれはおく。)(C)の小文字ではないだろうか?
これらからTyaceと読めるが、意味が分からない。t?aceに相当する英単語はtraceぐらいしかないが、その意味するところは
1.(人・車の通った)跡
2.痕跡
3.微量の
4.線。図形。見取り図
5.(自動記録装置による)記録
1.(荷車・馬車を引く)引き綱
2.(機関などの)連接棒
であり、海図室の黒板に示す文字としてはふさわしくないように思われる。海事に詳しい人協力頼みます。


第九話(3巻)160Pのオリカの後ろの箱の張り紙は、
(?ea?)
と、その下に小さく
(??onm)
とある。これは167Pの
(?ea?)
と、その下の小さい
(?onm)
(eam)
と書いてあるものと同じ張り紙と思われる。またその左下には
(whi?)
とある。をTと仮定するとTea?だが、これに相当する英単語はteak、teal、team、tear、teatしかない。この中で貿易に関係ありそうなのはteak(チーク、チーク材)だが、がkというのは少々無理があると思う。では(B)か?と考えるとBea?に相当する英名詞はbead(ビーズ:昔から交易品として尊重されている)、beak(ラムの先端)、beam(梁、船の横梁、碇の幹)、bean(豆)、bear(クマ)、だが、beak、beam、beanは最後の文字で難がある。bearは意味の上で論外。となると、交易品としても意味のあるbeadか?しかし(D)の小文字というのはかなり無理がある気がする。ともあれ、一考の余地は残しておこう。
 その下の2行は、くっつけて1単語ととらえ(?onmeam)としても読めない。(〜meam)という英単語が存在しないのだ。がmであるという仮定が間違っているのではないかと思わされる。
 次に第九話(3巻の162P)のカロの町の壁の文字は、その後も何度か出ているが、
(Hae?)もしくは(Haie?)
(?in?u)
 相変わらずサッパリ分からない。そもそも先頭の文字がなのか怪しい気もする。しかし他にそれらしい字は(J)ぐらいしかない。しかもそれでも意味は取れない。はPではないか?もしくはムリヤリ(G)の小文字gかとも思われるが、やはり意味が取れない。h*ep、h*egという英単語が存在しない。(あったら教えてください。)固有名詞ではないか?
 となると下の行のが一般名詞である可能性が高いのだが、これも読めない。字形から(V)と(G)のどちらかの小文字か、もしくはいまだ特定されていないQかXの可能性があるが、どれであろうと意味が取れない。は八番艦の海図室の黒板にも使われている字で、の隣にあるから、けしての書き損じではないし、と別の文字の組み合わせでもない。


 3巻183、188Pには、
(?eeo?)
と書かれていて、その下には、
(Miyazo)
とある。
(F)もしくは少々苦しいが
(G)の小文字である可能性が高い。が、geeof、(geeog、)veeof、veeogのどれも意味が取れない。固有名詞だろうか?次の行についてもMiyazoという英単語が見つからない。がyではない可能性も検討したが、Mi?azoに当たる英単語が存在しない。もしかして英語ではないのか?だとしたらお手上げである。私には手に負えない。


 続く・・・