ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

美しい



以下、ネット辞書で三例引いたが、私の「”美しい”の語源」感は全く違う。あえて漢字表記すれば
打奇しい
となるのではないか?と思っている。もちろん学術的根拠など全く無いが。
 「打」は強調の接頭辞で、今でも若者が「ブチきれーい!」とか言っている「ブチ」が「打」=「うつ」にあたる。つまり”すごく”とか”超”とかいう意味だ。
 「奇しい(くしい)」は「奇し」=”(形)不思議だ。神秘的だ。”という意味の形容詞で「くしなだ姫」が「奇稲田姫」と書かれれば霊妙な稲田の女神と解釈される。”奇跡的”、”奇妙な”といった単語に通ずる意味だろう。だからもし「美し」が「打奇し」であるならばそれは”ブチ不思議”とか”超神秘的”といった意味で、これが容易に「キレーイ」と意味が変化してもいい気がするのだ。
 繰り返すがこの説はいわゆる民間起源説であり、なんら学術的根拠をもたない。ヘタに主張して識者にバカにされても当方は一切関知しないのでそのつもりで。成功を祈る!


語源由来辞典

美しいは、『万葉集』に「父母を見れば尊し妻子見れば米具斯宇都久志(めぐしうつくし)」とあるように、上代では妻子など自分より弱い者に対して抱くいつくしみの感情を表した。
平安初期以降、小さいものや幼いものに対する「かわいい」「いとしい」といった感情を表すようになり、平安末期頃から、「うつくしい」は「きれいだ」という意味を持つようになった。
漢字の「美しい(美)」は「羊+大」で、形の良い大きなヒツジを表している。
これは、中国古代の王朝「周」*1の人々が、ヒツジを最も大切な家畜としていたためと考えられている



goo大辞林

(形)[文]シク うつく・し
[一]
(1)視覚的・聴覚的にきれいで心をうつ。きれいだ。
⇔醜い
「―・い絵」「―・い音色」「容姿が―・い」
(2)精神的に価値があって人の心をうつ。心に深い感動をよびおこす。清らかだ。
「―・い友情」「心の―・い人」
[二]
(1)(肉親に対して)しみじみとした深い愛情を感ずるありさま。いとしい。
(2)(特に小さなもの・幼いものなどについて)小さくて愛らしい。かわいらしい。
(3)細部まできれいに整っている。申し分がない。
(4)(連用形を副詞的に用いて)
(ア)心や行動がさっぱりしているありさまを表す。きれいさっぱり。
(イ)穏やかに。静かに。
〔[二](1)が原義。[二](1)(2)は「愛し」とも書く。→きれい〕

yahoo大辞泉

[形]Z69C1.gifうつく・し[シク]

1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。
2 妻子など、肉親をいとしく思うさま。また、小さなものを可憐に思うさま。かわいい。いとしい。愛すべきである。
3 りっぱである。見事だ。
4 (連用形を副詞的に用いる)きれいさっぱりとしている。

(用法省略)

*1:「殷」だと思うがどうか?