「第二の地球」発見か くじら座タウ星の惑星(J-CASTニュース)
と言っても、星に属する惑星が「近すぎず遠すぎず」=水の存在できる範囲0.6AUから0.9AU(AUは「天文単位」という奴で、地球と太陽の平均距離を1とする長さ。くじら座タウは我々の太陽の8割くらいの大きさなので快適ゾーンも近くなる。)の中に惑星(とりあえず「e」と呼ばれている)の存在が確認された、というだけの事である。(しかも今回の測定では0.55AUと、少々暑そうな位置にある。)別にそこから通信が入ったとかそういう事ではない。詳しい事はウィキペディアでご覧下さい。
それにしたって夢が広がるニュースである。
くじら座タウはアルファ・ケンタウリ、シリウスに次いでSFではおなじみの地球のご近所さんの恒星の一つだが、上の一覧を見ると実は近さ順位はかなり低い(二重星などを1つと数えても20番目)。これは恐らくオズマ計画の対象(もう一つ、エリダヌス座イプシロン星も対象)として選ばれたために有名になり、SF小説・アニメの舞台として選ばれたのではないかと思っている。(ちなみになぜこの二つの星が選ばれたかというと、近さではなく太陽と大きさが似ている為に生命を持つ惑星を持つ可能性が高いと考えられたからだそうだ。)
古くはスタートレックの舞台(映画「カーンの逆襲」など)の一つとして使われており、最近ではアニメ「ミニスカ宇宙海賊」の舞台として使われているそうだ。(ウィキペディア情報)