ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

昨日の続き

 さて、中古屋に行きODと交換してもらった「ガングレイヴ」(無印)をプレイ。三周しました。
 もともと”説明書無し版”を買ったので二つとも取り説読んでないから物語の背景がよく分からないかと思いきや、ムービーで色々説明してくれるので大体分かりました。操作系もコンフィグ画面がどのキーがどの操作か教えてくれてるのでよく分かる。ODにはチュートリアルもついてるし。ただODのR2ボタン(攻撃力ゼロの決めポーズをする)が何のためにあるのか分からないまま返しちゃったけど。

 ODは無印に比べてRUNボタンが無く、左スティックを倒していればその内走り出すので楽。無印は走ってる最中にはショットを撃てない(歩くのが速くなる程度)のがつまらんかった。ODのあの走り回りながら弾をばら撒く快感を知ったら無印はちょっと寂しい。

 無印はRUNボタンで走らないといけないこともあり普段は歩くのが主体。よって重戦車といった印象だった。ヒーローのデザインも軽快さよりも重厚さ(悪く言えば鈍重)に重きを置いて描かれているのでそんなイメージだ。一方ODはちゃんと走りながら撃てる!グレイヴのデザインも心なしか軽めに。

 ムービーの演出はODの方が段違いに面白い。味方が合計5人になり掛け合いに幅が出たのも丸。複製品である自己の存在証明というロマのフ比嘉(※1)風味が出ているのも嬉しい。
 演出と言えばステージ開始時にグレイヴが二挺拳銃を取り出す仕草が面白い!これは無印でしか見られない。なんでODではやめちゃったんだろう。もったいない。具体的には背中につるした棺桶が一部開いて二挺のケルベロスをグレイヴの背中にせり上げる。グレイヴは振り向かず両手を肩の上から背に下ろして銃を取り、くるくると回して両手に収める。カァーッコイイー!

 無印では失われた防御力が回復するまでの時間(敵の攻撃を喰らわなければよい時間)が短かった上にこちらが攻撃していても回復していたが、ODになったらその時間が伸びた上にプレイヤーが攻撃などの動作をしてはいけない(移動は可)ことになってしまった。より難易度が上がったといえよう。始めの内はこれでずいぶん死んだ。

 ODではデモリションショット(シューティングゲームで言うところのいわゆるボム)が三種類に増えて、それぞれが三段階に強化されるのが嬉しい。3つ目(加速装置!)はあまり使わなかったけど(笑)。

 無印ではグレイヴの舎弟が一番難しかった。あのヤロウ何してるのかと思ったらなんと回復してやかる!しかもHPが下がるとちゃんと物陰に隠れようとする頭の良さ。

 ODのロッカー幽霊の攻撃はホーミングしてくれるので楽と言えば楽だが、そこはホーミングのお約束。威力が弱いのだ。グレイヴで難なく葬り去った旧3ボス合体シードを倒すのにアホみたいに手間がかかった。まあ、初めにグレイヴだけしか選択できないようになっているからこれでいきなりゲームを投げ出す人はいないと思うけど(笑)。

 ODでは戦闘員の三人が三方から侵入しているはずなのにどのキャラを選択してプレイしても同じ侵入経路をとるのは寂しかった。まあ、違ったら違ったでつまらないかもしれないが。

  • 総評

 無印でも充分楽しめるが、ODの面白さはキャラ数による単純計算でも3倍。演出・ゲームシステム・ステージボリューム増強を考えると最終的には6倍の面白さがあると思われる。ODだけやっても充分シナリオは楽しめるのでどっちを買うか悩んでいるのならODをお薦めする。
 ああ〜ん。交換しなけりゃよかった〜。

※1
 ロマのフ比嘉氏を知らない人は多いでしょう。内藤さんや藤島さんに比べてそれほど有名じゃないですからね。でもけっこうすごい人なのですよ。私はネットサーフィンしてて偶然URDAを配信し始めていた時に知ったんです。初めて一人でアニメを作った人はロマのフさんですよー。
ロマのフ比嘉プロフィール
BAR_SIDE-Xロマのフ比嘉オフィシャルサイト