ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

コンピューター用語言い換え1

「言い替え」だとAをやめてBにする、という意味だが
「言い換え」だとAとBを交換、である。

 私は急進的な国粋主義者ではないので外来語もしくはカタカナ言葉を全て日本語に直せとは言わない。もはやカタカナでしかニュアンスを表わせない文物は山ほどあるからだ。
 でも、それでも、既にカタカナで浸透してしまった単語であっても日本語で捉え直すことは充分意味のあることだ。単語を作り出すことが単純に脳の体操であることもあるが、その単語の持つ意味を捉え直す、という意味があるからだ。
 なお、造語法と字数省略のやり易さからヤマト言葉よりも漢語の熟語を優先的に使用する。
 もちろん「ユビキタス」→「時空自在」のような訳の分からない翻訳は避けたいと思っている。

 この手の作業は現在中国が最先端だ。(百年前は日本だったのにねぇ・・・情けない)。だがあえて中国語の成果は参照しない。この試みは個人的な趣味だからだ。本格的にやろうと思えば人生を費やすくらいの作業が待っている。そこまでやる気はない。

コンピューター
 これは「電脳」で決まりだろう。既にたくさんの使用例がある。

モニター
 これも「画面」でよいだろう。「表示部」では意味もなく堅い。

キーボード
 直訳すると「鍵盤(ケンバン)」だが「釦板(コウバン:ボタンのいた)」の方が良いのではないか?ヤマト言葉っぽく「ボタンいた」でもいいかも?

マザーボード
 これを「母板」と訳してはいけないと思う。なぜならあの板を母とみなす日本人がどれだけいるかというといないと思うから。では全ての周辺機器からの接続を受けるあの板のにふさわしい日本語は何か?「中央盤」でどうか?いかにも近年の日本らしい命名ではないか?(実際の日本の行政機構は世界的に見るとそれほど中央集権ではないらしい。が、ここではこれ以上触れない。)

プログラム
 「計画書」が、良いと思う。
 「指示書」という人もいるが、これには順番という概念が希薄だ。それに大会や式の進行予定(を描いたもの)もプログラムと呼んでいる事実から計画・手順の方がしっくりくる。
 ところが電脳のプログラムにはもう1つの意味がある。あるソフトウェアを実行することを「プログラムを走らせる」とも表現するのだ。この場合「手順書を走らせる(実行する)」などと書くとしっくりこない。だから「プログラム」には「計画(書)」が当たってるだろう。

ソフトウェア
 ではこれはどうするべきか?悩ましい。つか、答えが浮かばない・・・次回って事で。

ウィンドウ
 これを「窓」と見るアメリカ人の感性がよく分からん。アメリカの窓は何個も重なってるのか?
 「作業版」「作業面」「作業室」・・・うーんうまく訳せない。

クリック
 「叩く」が、良いだろう。
 「押す」では指がボタンから戻らない。ダブルクリックは「二度叩き」で。

ドラッグ
 「引っ掛ける」か「引っ張る」
 直訳すれば引っ張るなんだろうけど。初心者に引っ張ると言ってすぐに理解してもらえるかどうか・・・。初心者だけを考えて訳すのもイカンとは思うが。

ドロップ
 「放す」
 直訳は「落とす」なんだろうけど。