ベルデセルバ戦記でブログ

プレイステーションソフト「ベルデセルバ戦記~翼の勲章~」 にこだわるブログです。(略称【ベル戦ブログ】)

銀ファム感想11話・12話

・11話
Backward pawn:チェスで隣のポーン(歩)に保護されていない、ポーン・チェーン(互いを守る歩の斜列)後方のポーンのこと。ポーン・エンド(?)において、コレを潰されると総崩れになりかねない。
 今回は回想回(10年前)。グランレースの当日。予選・本戦と進行し優勝者を当時のアウグスタが表彰しようとしたときにテロ発生。ルスキニア達が超人的な機動力で戦うも、暗殺は遂行される。
 前々回(10話)でファムたち三人がアデス連邦軍機に追い回されてピンチだったハズだが今回はいきなり10年前から始まる。グランレース会場にファムたちを始め居残り組の人々のほとんどが顔を揃えていて2chでは幼女だらけ!と大いに好評だった様子。あと現在のアデス5将軍たちの若き姿も見える。予選・本戦と進行し優勝は先頭二台のつば競り合いの隙を突いたアタモラがかっさらう。機体性能で劣る空賊らしい勝利と言えよう。
 優勝者達を当時のアウグスタが表彰しようとしたときにテロ発生。護衛のツインであるルスキニア達が超人的な機動力で戦うも、アニメスタッフの殺陣師の力不足で間の抜けた戦闘に。余りにも人間離れした動きは逆に凄く見えない(凄い以前に奇妙にしか見えない)ということが分かった(笑)。結局暗殺は遂行され、物語の登場人物たちに大きな傷を残すことになったようだ。
 ここの戦闘描写は2chでも相当こき下ろされており、もう僕が付け加えることはあまり無い。ルスキニア達二人が絶大な信頼を寄せられていたのはそれまで三人だけで行動してる描写からも分かるから表彰台に他に護衛が居なかった、というのはまだ分かる。しかし素手であっても軍人さんは周りに沢山居たから銃を持った奴が現れてから軍人が表彰台に雪崩込んでもおかしくないと思うんだがね。カイヴァーンに至っては剣を持っていた(アウグスタを追って殉死しようとしてた)んだからある程度戦闘力はあっただろうに。お前何してた。
 という所で回想終了となる。ムックリとファムが起き上がるとそこは雪国のトラックの中。ファムたち三人は無事グラキエスに保護(或いは捕虜?)されたようだ。よかったよかった。
 タイトルは大きな連合体の急所であるアウグスタ=ファラフナーズの事を指しているのだろう。
・12話
Block :チェスでポーン同士が向かい合い相手のポーンの進軍を止める(ポーンは正面の敵駒は取れないため)こと。そのままでは永遠に動けない(ポーンは斜め前に敵の駒がある時でないと斜めに進めないため)。
 着陸しているウルバヌスがアデス暗殺部隊に襲われ、アルヴィスとディーオの逃避行が始まる。一方グラキエスに捕らわれたハズのファムたちはかつて救ったグラキエスヴァンシップ乗りディアンに保護され帰還のためにヴェスパの修理を始める。
 「翼の巫女」ってシムーンみたいだなww巫女さんが戦ってるのもおんなじだし。
 羊の解体に引いてる人が2chにもいたけど、遊牧民にとって家畜を屠殺してその肉を振舞うのは歓迎の印。このへんの民俗的こだわりがマニアックで良いなぁ。万人受けはしないだろうけど(笑)。
 ジゼの要求リストがやたら長くて笑ったww。二三発被弾してるだけのハズなのに遠慮なく要求し過ぎだろwwしかも届いた資材がヴェスパより大きいのはどういうことやねんwwいや部品の方がかさばるんだろうけどさ(笑)。
 好意を寄せられた時のディアンのぎこちなさがたまらん。萌える。
 タイトルはバラバラになって身動きが取れなくなったキャラクターたちを指しているのだろう。アデス連邦とグラキエスとは膠着状態になったわけではないからな。